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地球の鉱物コレクション

地球の鉱物、宝石、半貴石などの鉱物図鑑としての情報と、隕石や化石、鉱物の採集や探し方、感想など。
宝石や金属、貴石、ちょっと面白い鉱物や、鉱物の採集方法の情報。鉱物学、物理学、自然科学などをユル~く紹介しています。

Admin
プロフィール
鉱物が好きな猫

管理人:黒芒
性別:女性
年齢:秘密☆

アクセサリーに加工されたサン宝石より、天然石や原石みたいな地球や宇宙の息吹きが感じられる鉱物が好き。
鉱物学に関しては全くの素人。
10代の頃に愛読した鉱物事典とネットで得た知識と情報を、自分なりにまとめてみたくなって、このブログを作りました。
ネット上の鉱物館、鉱物・宝石広場を目指しています。

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鉱物の砕屑物とは

鉱物の砕屑物(さいせつぶつ)とは、地表に露出した岩石が風化・浸食によって生じた、細かい粒子のことです。
砕屑物が風や水に運ばれ、堆積してできた岩石、鉱物を砕屑岩といいます。
もちろん、砕屑岩は堆積岩の一種ということになります。
堆積岩は砕屑物の鉱物の種類やの粒子の大きさ、堆積した場所により、いくつかの分類がされます。
鉱物が堆積した場所が陸地なら陸成砕屑岩、海底ならば海成砕屑岩と呼ばれます。
鉱物の種類の分類では、火山由来の岩石・鉱物の砕屑岩であれば火山砕屑岩(火砕岩)。
火山に無関係の鉱物の砕屑物が堆積したものは、砕屑岩となります。
砕屑物の鉱物の粒子による分類は、以下のとおり。
礫岩(れきがん):砕屑物の平均粒径が2mm以上。
砂岩:砕屑物の平均粒径が2~1/16mm。
泥岩:砕屑物の平均粒径が1/16mm以下。
鉱物の粒子が上記の平均粒径にあたるものを、礫、砂、泥と呼びます。
礫は巨礫という分類があって、256mm以上の鉱物の粒の場合をそう呼びます。
256mm以上って・・・・・「粒子」とか「粒」というより「かたまり」という感じですが。(笑)
鉱物の粒子の大きさから見ると、泥が最も細かくて、次いで砂、そして礫となるわけですね。
礫岩、砂岩、泥岩、すべて砕屑物が続成作用により固まって岩になった鉱物です。
砕屑岩、泥岩の中で有名な鉱物は、碁石などに使われる那智黒石があります。
ちなみに堆積岩の鉱床には、漂砂鉱床があります。

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