地球の鉱物コレクション

瑪瑙（メノウ、めのう）は玉髄（カルセドニー）の一種です。
瑪瑙は宝石というほど価値の高い石ではなけれど、複雑に織りなす縞模様が美しい石です。
瑪瑙の採集、探し方についてご紹介しましょう。
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瑪瑙は日本では、北海道・富山県・石川県などの、特に日本海側でよく見かけることができます。
北海道には「瑪瑙海岸」という地名があるほど。
もちろんそれ以外の地域でも、瑪瑙を産する場所はいくつかあります。
瑪瑙海岸では、時折、瑪瑙が海岸に打ち上げられていて、それを拾うことができます。
石川県の瑪瑙は伝統的な「若狭瑪瑙」が有名。
瑪瑙は海岸や河原で、砂や小石にまぎれて転がっていることがしばしばあります。
瑪瑙を採集・探すには、砂、小石を少し掘り返して、その下に瑪瑙が隠れていないか見てみましょう。
海岸や河原の瑪瑙は、水の自然の力で磨かれて小石程度、場合によっては砂粒よりもちょっと大きい程度のの大きさになっていることがほとんどです。
そんな瑪瑙が砂や小石にまぎれてしまっているので、見つけるのはけっこう大変。
潮干狩りよりは難易度が高いと思います。（笑）
また、こういった海岸や河原に隠れている瑪瑙は、一般的にイメージされる赤色の瑪瑙ではなく、無色や灰色、緑色、黄色、赤茶色などをしています。（もっとも、アクセサリーに使われるような瑪瑙、特に赤や青色は染色されている瑪瑙が多いのです。自然の瑪瑙は、このような色の石も多いです）
瑪瑙の透明度も半透明から不透明と、ばらばら。
瑪瑙の色合い、透明度もひとつの石でいくつか組み合わさっているような石もたくさんあります。
これらの瑪瑙を見逃さないよう、よく注意して探してみて下さいね。

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