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地球の鉱物コレクション

地球の鉱物、宝石、半貴石などの鉱物図鑑としての情報と、隕石や化石、鉱物の採集や探し方、感想など。
宝石や金属、貴石、ちょっと面白い鉱物や、鉱物の採集方法の情報。鉱物学、物理学、自然科学などをユル~く紹介しています。

Admin
プロフィール
鉱物が好きな猫

管理人:黒芒
性別:女性
年齢:秘密☆

アクセサリーに加工されたサン宝石より、天然石や原石みたいな地球や宇宙の息吹きが感じられる鉱物が好き。
鉱物学に関しては全くの素人。
10代の頃に愛読した鉱物事典とネットで得た知識と情報を、自分なりにまとめてみたくなって、このブログを作りました。
ネット上の鉱物館、鉱物・宝石広場を目指しています。

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鉱物の劈開(へき開)とは その2

鉱物劈開(へきかい、へき開)について簡単な説明は、以前の記事にてさせていただきました。
今回は、鉱物劈開による鉱物の特性というか、鉱物劈開があるとどんな用途に向いてるのかとか、そのあたりをご紹介しようと思います。
鉱物劈開には4つのランクがあります。
劈開が「(きわめて)完全」「明瞭」「不明瞭」「なし」です。
鉱物劈開が完全、のランクの鉱物は、雲母や方解石。
鉱物のうちでもこやつらは、完全に一定方向にしか割れないため、彫刻とか絶対無理。
仮に雲母で彫刻をやろうとしたら、薄くはがれるばかりでどーにもならんです。
鉱物劈開が完全な鉱物は、劈開を利用して劈開の方向に割るのが適しています。
八面体の蛍石(フローライト)なんかも、原石は六面体ですが、八面体に完全な劈開があるので、それを利用して八面体に割って販売されています。
鉱物の王様、最も固い鉱物であるダイヤモンドも、4方向に完全な劈開を持ちます。
劈開があるから、劈開沿えば超硬い鉱物のダイヤモンドもカッティングができるのです。
反対に、劈開が「なし」の鉱物には水晶(クリスタル)やガーネット、金なんかがあります。
鉱物劈開がないのは、石英のグループの鉱物が多いです。
鉱物劈開がなければ、特にどの方向に割れやすいということもないので、彫刻みたいに複雑な形にカットすることも可能な鉱物です。
水晶は、置物などいろいろな形に加工されていますものね。招き猫とか。(たとえが悪い?)
そんな鉱物劈開ですが、もうひとつ要素があります。
それは「裂開」。
鉱物の裂開については・・・・・次の記事で。

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