地球の鉱物コレクション

水晶の採集について。
水晶は最も人気のある鉱物のひとつです。
水晶の採集についてご紹介をします。
水晶は石英グループに属する鉱物。石英は地球上の地殻では至る所に見られる好物です。そのため、水晶の採集も各地ですることができます。
水晶の採集、もちろん日本でもできますよ。
日本は水晶がよく採集される国として知られているくらいです。
水晶が採集される山を、「水晶山」と言ったりします。
水晶山と名のついた山は日本全国に点在しています。
水晶山、水晶が採集できる山として有名なのは、重県四日市市宮妻峡谷の水晶山、それに山梨県塩山市竹森の水晶山など。
どちらの水晶山も、実際に水晶の採集を楽しむことができます。
だたし水晶山の水晶の採集は許可制になっていたり、禁止期間が設けられいる場合もあるので、水晶山に水晶の採集に行くときはよく確認してくださいね。
さて水晶山での採集、水晶は川沿いの岩盤などに見つけることができます。
水晶は石英グループ、石英は風化や浸食に強い性質を持っています。そのため川の水で周囲の岩盤が浸食されても水晶は残り、地表に露出していることが多いのです。
水晶の採集は、まずは石英脈を見つけましょう。石英脈に水晶が生えています。
水晶の採集では地表に露出している水晶を直接採集する方法、岩盤を割って採集する方法があります。後者の方がもちろん難易度が高いです。岩盤を割ったからといってかならず水晶が採集できるわけでもありませんしね。
水晶の採集で水晶山を荒らすような真似は厳禁です。
長く水晶の採集を楽しめるよう、マナーを持って水晶山へ採集に行きましょう。
水晶の採集は、最初は地表に顔を出している水晶を探して採集するといいでしょう。1センチから数センチ程度の水晶を見つけられたらラッキーです。
水晶を採集することができたら、家に持って帰って大事に保管を。
大きな水晶を採集したら、適度な大きさに砕いてケースにしまっておきます。別に鉱物コレクション用の箱でなくても構いません。100円ショップのケースやお菓子の缶でも悪くないですよ。
せっかく採集した水晶、ほこりをかぶるようなことがないようにしてくださいね！

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瑪瑙（メノウ、めのう）は玉髄（カルセドニー）の一種です。
瑪瑙は宝石というほど価値の高い石ではなけれど、複雑に織りなす縞模様が美しい石です。
瑪瑙の採集、探し方についてご紹介しましょう。
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瑪瑙は日本では、北海道・富山県・石川県などの、特に日本海側でよく見かけることができます。
北海道には「瑪瑙海岸」という地名があるほど。
もちろんそれ以外の地域でも、瑪瑙を産する場所はいくつかあります。
瑪瑙海岸では、時折、瑪瑙が海岸に打ち上げられていて、それを拾うことができます。
石川県の瑪瑙は伝統的な「若狭瑪瑙」が有名。
瑪瑙は海岸や河原で、砂や小石にまぎれて転がっていることがしばしばあります。
瑪瑙を採集・探すには、砂、小石を少し掘り返して、その下に瑪瑙が隠れていないか見てみましょう。
海岸や河原の瑪瑙は、水の自然の力で磨かれて小石程度、場合によっては砂粒よりもちょっと大きい程度のの大きさになっていることがほとんどです。
そんな瑪瑙が砂や小石にまぎれてしまっているので、見つけるのはけっこう大変。
潮干狩りよりは難易度が高いと思います。（笑）
また、こういった海岸や河原に隠れている瑪瑙は、一般的にイメージされる赤色の瑪瑙ではなく、無色や灰色、緑色、黄色、赤茶色などをしています。（もっとも、アクセサリーに使われるような瑪瑙、特に赤や青色は染色されている瑪瑙が多いのです。自然の瑪瑙は、このような色の石も多いです）
瑪瑙の透明度も半透明から不透明と、ばらばら。
瑪瑙の色合い、透明度もひとつの石でいくつか組み合わさっているような石もたくさんあります。
これらの瑪瑙を見逃さないよう、よく注意して探してみて下さいね。

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