鉱物とは、何を指して言うのでしょうか。
鉱物と石ころ、岩石、金属、宝石、貴石の違い、線引きはどこ?
そう考えていくと、意外に難しいものですね。
鉱物といえば、まぁ石の類でしょう。
石であれば「岩石」が出てきます。
火成岩を例に取ってみると、マグマが冷え固まったり、火山活動で他の岩石などと混合して固まったもの。
と、なります。
混合物というからには、その混じった物体をそれぞれ分けることができるはず。
最終的には、混じり気のない純粋なひとつのものまで分解をします。
鉱物は、ここで登場です。
純粋な成分の石、それが
鉱物です。
鉱物は動植物の細胞にあたる存在ともいえる、基本的な単位なのです。
それ以上つきつめていくと、原子や電子とか物理学の範囲になってしまいます。
素人のわたしには、ここまで。
鉱物はじゃあ、何にとっての基本単位なの?という疑問が出てきますね。
それは、地球の単位。
鉱物は地球、地殻の単位です。
鉱物は地球以外の星ぼしにも存在するので、宇宙の単位とも言えるかもしれません。
果てしない宇宙の基本の単位、鉱物。
鉱物が不思議な魅力を放つのは、そのせいなのかな。
パワーストーンと呼ばれる宝石類も、宇宙の力を受け継ぐため・・・・と考えると、わくわくしますね。
普遍的な言葉である
鉱物に対し、鉱石、宝石、といった言葉は用途に応じてつけられたものです。
鉱石は鉄や銅などの有用な金属を含む石。
宝石は希少性が高くて美しい見た目で、アクセサリーなどに加工できる石。
その有用性や美しさが認められれば、今までは「石ころ」だったものが、鉱石や宝石として脚光を浴びるわけです。

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